efforts

茨城支社の取り組み

研修

従来の研修では、品番翻訳の仕方や入出庫業務のやり方といった業務教育しか行っていませんでした。
そこで、感受性を高める訓練やビジネスの基礎などを身に付けるプログラムへと見直しを行いました。
軸になるのは「トヨタのものの見方と考え方」、そして「経営品質」です。特に「トヨタのものの見方と考え方」は
支社長と理事が講師を行うため、ビジョンやミッションの浸透策にもなっています。

「トヨタのものの見方と考え方」とは

我々自ら、トヨタの部品供給ネットワークを改善し続ける力を身に付ける必要があります。当社では、部品の供給性や倉庫の現場作業の仕方で、決められたことや言われたことは高い水準で実施していました。しかし、自分たちで問題を見つけ、真因を追求して問題を解決することや、お客様起点での改善をすることができていませんでした。トヨタで大切な「問題がたくさんあるのは良いこと」という考え方ではありませんでした。

そこで、トヨタ自動車出身である駒月支社長、旧会社前任専務、旧会社前任常務とで全社員を改善マンにする教育を始めました。TPS(トヨタ生産方式)を中心とした「トヨタ式」の考え方や進め方の理解を深め、お客様や地域にお役に立つ活動をリードする人財をつくることが教育の狙いです。社員全員を改善マンにという目標は他支社にはありませんが、2030年には社員全員が目指す姿に到達できるよう、日々取り組んでおります。

当社が行う研修の特徴

・ 幹部自身が一番勉強し、新しい教育研修は幹部が受講する。

・ ミドルマネージャーは選抜し、少人数で寺子屋などで勉強する。

・ 全社員は年2回研修を受ける(笑顔研修、トヨタ式の研修)。また、全社員が年3回指定図書の感想文を提出する。

感受性を高める トヨタ式・マネジメント ビジネス知識
経営幹部 ・オフサイトミーティング
・笑顔研修
・ビジネスマン塾
・経営品質セミナー
・CEO講座
・社長塾
ミドル
マネージャー
・オフサイトミーティング
・笑顔研修
・ビジネスマン塾
・経営品質セミナー
・経営品質アセッサー
・寺子屋
・GM塾
・新ビジネススキル向上研修
 (財務、計数管理)
社員 ・笑顔研修
・読書感想文
・トヨタの問題解決
・トヨタの段取り力
・新ビジネススキル向上研修
 (Gコース選抜)
選抜者 トヨタ式改善マン研修(年間10名、15年で150名の改善マン育成を計画)
経営幹部
感受性を高める ・ オフサイトミーティング
・ 笑顔研修
トヨタ式・マネジメント ・ ビジネスマン塾
・ 経営品質セミナー
ビジネス知識 ・ CEO講座
・ 社長塾
ミドル・マネージャー
感受性を高める ・ オフサイトミーティング
・ 笑顔研修
トヨタ式・マネジメント ・ ビジネスマン塾
・ 経営品質セミナー
・ 経営品質アセッサー
・ 寺子屋
・ GM塾
ビジネス知識 ・ 新ビジネススキル向上研修
(財務、計数管理)
社員
感受性を高める ・ 笑顔研修
・ 読書感想文
トヨタ式・マネジメント ・ トヨタの問題解決
・ トヨタの段取り力
ビジネス知識 ・ 新ビジネススキル向上研修
(Gコース選抜)
選抜者
トヨタ式改善マン研修(年間10名、15年で150名の改善マン育成を計画)

Pick up

■ 笑顔研修

社内のコミュニケーションが薄く、連携ができていない。その象徴となってしまっていたのが笑顔の少なさでした。そこで、専門の講師を招いた笑顔の研修を毎年行うことにしました。個々の感受性を高め、円滑なコミュニケーションの下地をつくることで、社内の雰囲気が明るくなり、部門を越えた連携も生まれています。

■ トヨタの問題解決/トヨタの段取り力

〈問題解決〉仕事の中で発生する問題・課題に対して成果を出していくためのトヨタメソッドを学び、実践するスキルを身に付けます。

〈段取り力〉最初に目的を明確にし、ゴールをビジュアル化します。次にゴールに向けてのステップをスケジュールとは関係なく描き、最後にスケジュールに落とし込む、そんなトヨタ式の仕事の進め方を学びます。

■ オフサイトミーティング

感受性を高めるための合宿形式の研修です。主に経営幹部、ミドルマネージャーが受講します。1日目はミュージカル、音楽、美術などを鑑賞し、代表的なレストランやホテルで高いレベルのサービスを体験します。2日目はテーマを決めて議論を交わします。「よく遊び・よく学ぶ」を実践するプログラムです。