Interview
ガソリンスタンドの販促サポート
非降雪地帯で、
冬のタイヤキャンペーンを成功させよ!
神栖店
小松崎 充
総務、営業、小売まで多くの部署を経験。休日は建築予定のマイホームの打ち合わせに奔走中。愛車はハイラックスサーフから、家族の乗り降りがしやすいファミリーカーへ。
神栖店
小松崎 充
「総務、営業、小売まで多くの部署を経験。休日は建築予定のマイホームの打ち合わせに奔走中。愛車はハイラックスサーフから、家族の乗り降りがしやすいファミリーカーへ。
売り上げも大事だけれど、
“お役立ち”はもっと大事。
地域の整備工場やガソリンスタンドをお客様に営業を行う店舗スタッフとして働いています。普段の業務は、お客様からご注文いただいた部品を配達する納品業務と、配達した部品の管理を中心に、お客様への商品提案や売り場づくりなどの販促支援も行っています。そのなかでポイントとしているのが、当社のスタンスでもある“お役立ち活動”です。売り上げももちろん大事なことですが、そのうえでお客様に喜んでもらえることとは何かを考えながら取り組んでいます。
最近、お客様に最も喜んでいただけたのは、ガソリンスタンドの冬のタイヤキャンペーンのサポートです。神栖は茨城県のなかでも南のほうにあり、年間を通して温暖で雪の少ない地域。冬でも夏タイヤで十分走れる環境なので、スタッドレスタイヤはあまり売れません。そこでオススメしたのが、当社が扱っているグッドイヤーの「ベクター フォーシーズンズ」というオールシーズンタイヤでした。
スタッドレスの売れない地域に
ぴったりのタイヤ。
実はこのタイヤ、当社ではずっと取り扱っていたのですが、あまり日の当たらないタイヤでした。というのも、ヨーロッパ生産でサイズ展開も少なく勧めづらい。それが2016年7月から日本生産に変わり、軽からワンボックスまで40サイズ以上に展開が増えたのです。
オールシーズンタイヤというのは、スタッドレスではなく夏タイヤに分類されます。それでいて、雪上での走行性能を持っているので、年中履けるうえに稀に雪が降ったときも履き替えずにそのまま走れる。非降雪地帯にはぴったりのタイヤです。そこで、スタッドレスが伸び悩んでいるという現状に対して、このオールシーズンタイヤでアプローチをかけることに。しかし、「年中走るなんて本当に大丈夫? 雪の上なんて本当に走れるの?」と、説明だけで納得していただくのは難しかった。そんな時に、ちょうどいいタイミングで雪山でのタイヤの試乗会が企画されました。そこに社長さんをお連れして実際に体感してもらったところ、とても好評で販売を進めることになりました。
お客様とのより良い関係が、成果につながる。
タイヤを実際に販売していただくにあたって、私がまずお手伝いしたのは、スタッフに対する商品勉強会。お客様の会社では毎年10・11月にタイヤの販促キャンペーンをされているので、その前の9月に実施しました。その結果、何人かのスタッフが興味を持って、自分で買って試したいと言ってくれました。溝が深くてゴツゴツしたタイヤなので、騒音を心配する声があったのですが、実際に乗ってみたら思ったよりも音が静かで、これなら勧められますと言っていただけました。
さらに、どんなエンドユーザーにアタックするべきかなど、販売手法についてもご提案しました。売り場もつくらせていただき、ベクターとスタッドレスを比較できるようにしたり。結果として成果も上がり、お客様ともより良い関係性が築けました。私たちができるのはあくまでサポートで、実際にエンドユーザーにタイヤを売っていただくのはお客様ですから、心から売っていこうという気持ちになってもらうことは、大きなポイントです。そのためには、何度も足を運んで密な関係をつくることも重要だと考えています。
失敗も成功に変えられる環境。
売り場づくりも勉強会も、自分ひとりですべて準備できるわけではなく、同じ営業所で切磋琢磨し合っている仲間の協力があってこそ。また、営業所同士の横のつながりもあります。電話で連絡を取り合って情報交換をしたり、成功事例だけでなく失敗事例も含めて社内メールで共有したり。いい事例を取り入れるのはもちろんですが、失敗もそのままにせず、ほかのスタッフと共有することで、なぜ失敗したのか、どうすれば良かったのかを考える大事な題材になります。それもまた、当社が取り組んでいる[KAIZEN]のひとつの形であり、失敗もムダにしない環境が根付いてきているのかなと感じています。
私自身、負けず嫌いな性格なので、人より大きなモノを売って「よっしゃ!」という気持ちは確かにあります。でも、それよりもお客様の役に立つことをして、喜んでいただけることのほうが、ずっと嬉しい。どうしたらお客様に喜んでもらえるか。その部分は、この先も追求し続けていきたいですね。
売り上げも大事だけれど、
“お役立ち”はもっと大事。
地域の整備工場やガソリンスタンドをお客様に営業を行う店舗スタッフとして働いています。普段の業務は、お客様からご注文いただいた部品を配達する納品業務と、配達した部品の管理を中心に、お客様への商品提案や売り場づくりなどの販促支援も行っています。そのなかでポイントとしているのが、当社のスタンスでもある“お役立ち活動”です。売り上げももちろん大事なことですが、そのうえでお客様に喜んでもらえることとは何かを考えながら取り組んでいます。
最近、お客様に最も喜んでいただけたのは、ガソリンスタンドの冬のタイヤキャンペーンのサポートです。神栖は茨城県のなかでも南のほうにあり、年間を通して温暖で雪の少ない地域。冬でも夏タイヤで十分走れる環境なので、スタッドレスタイヤはあまり売れません。そこでオススメしたのが、当社が扱っているグッドイヤーの「ベクター フォーシーズンズ」というオールシーズンタイヤでした。
スタッドレスの売れない地域に
ぴったりのタイヤ。
実はこのタイヤ、当社ではずっと取り扱っていたのですが、あまり日の当たらないタイヤでした。というのも、ヨーロッパ生産でサイズ展開も少なく勧めづらい。それが2016年7月から日本生産に変わり、軽からワンボックスまで40サイズ以上に展開が増えたのです。
オールシーズンタイヤというのは、スタッドレスではなく夏タイヤに分類されます。それでいて、雪上での走行性能を持っているので、年中履けるうえに稀に雪が降ったときも履き替えずにそのまま走れる。非降雪地帯にはぴったりのタイヤです。そこで、スタッドレスが伸び悩んでいるという現状に対して、このオールシーズンタイヤでアプローチをかけることに。しかし、「年中走るなんて本当に大丈夫? 雪の上なんて本当に走れるの?」と、説明だけで納得していただくのは難しかった。そんな時に、ちょうどいいタイミングで雪山でのタイヤの試乗会が企画されました。そこに社長さんをお連れして実際に体感してもらったところ、とても好評で販売を進めることになりました。
お客様とのより良い関係が、成果につながる。
タイヤを実際に販売していただくにあたって、私がまずお手伝いしたのは、スタッフに対する商品勉強会。お客様の会社では毎年10・11月にタイヤの販促キャンペーンをされているので、その前の9月に実施しました。その結果、何人かのスタッフが興味を持って、自分で買って試したいと言ってくれました。溝が深くてゴツゴツしたタイヤなので、騒音を心配する声があったのですが、実際に乗ってみたら思ったよりも音が静かで、これなら勧められますと言っていただけました。
さらに、どんなエンドユーザーにアタックするべきかなど、販売手法についてもご提案しました。売り場もつくらせていただき、ベクターとスタッドレスを比較できるようにしたり。結果として成果も上がり、お客様ともより良い関係性が築けました。私たちができるのはあくまでサポートで、実際にエンドユーザーにタイヤを売っていただくのはお客様ですから、心から売っていこうという気持ちになってもらうことは、大きなポイントです。そのためには、何度も足を運んで密な関係をつくることも重要だと考えています。
失敗も成功に変えられる環境。
売り場づくりも勉強会も、自分ひとりですべて準備できるわけではなく、同じ営業所で切磋琢磨し合っている仲間の協力があってこそ。また、営業所同士の横のつながりもあります。電話で連絡を取り合って情報交換をしたり、成功事例だけでなく失敗事例も含めて社内メールで共有したり。いい事例を取り入れるのはもちろんですが、失敗もそのままにせず、ほかのスタッフと共有することで、なぜ失敗したのか、どうすれば良かったのかを考える大事な題材になります。それもまた、当社が取り組んでいる[KAIZEN]のひとつの形であり、失敗もムダにしない環境が根付いてきているのかなと感じています。
私自身、負けず嫌いな性格なので、人より大きなモノを売って「よっしゃ!」という気持ちは確かにあります。でも、それよりもお客様の役に立つことをして、喜んでいただけることのほうが、ずっと嬉しい。どうしたらお客様に喜んでもらえるか。その部分は、この先も追求し続けていきたいですね。